植物工場と結露


植物工場での結露は、カビ・藻の発生につながり、さらには、清掃作業コスト増加や、生菌数増加を引き起こし、工場運営や野菜にとって大敵です。

壁、床、天井、非常扉、見学用窓ガラス、、、等々、
結露でお困りの事業者様が予想以上に多いです。

ですが一方で、結露防止は栽培室設計時に大部分対策が可能です。


結露防止に重要なポイントは、以下の2つです。壁を例にしています。

○結露の発生条件を知る(露点温度)


壁表面温度 < 露点温度 の条件で、結露が発生します。

露点温度は、室内温度と室内湿度から算出することができます。
例えば、室内温度20℃、室内湿度80%RHの場合、露点温度は16℃程度です。

○結露の発生しない環境を作る(壁表面温度 > 露点温度)


壁断熱する手法が一般的です。
断熱材料種類と断熱材料厚さを決めると、熱貫流率という断熱性能が決まります。
壁表面温度は、室内温度、室外温度、熱貫流率、(室内熱伝導率)から算出できます。

この壁表面温度が、露点温度より大きければ、結露しない環境です。

たとえば、室内温度20℃、室外温度-5℃、熱貫流率0.6(発泡スチロール50mm程度)の場合、壁表面温度は18.5℃程度です。先の露点温度16℃よりも大きいため、結露しない環境と言えます。

(床表面、天井表面についても、同様の確認が必要です。)

・・


ポイントを絞ると、(非常に?)単純な話ですので、新規工場立ち上げの際は、断熱設計にをしっかりしていただくことを強くおすすめします。

既存工場の断熱改善についても、お気軽にお問い合わせください。(⇒問い合わせ)


0 件のコメント :

コメントを投稿

個人情報保護方針 当サイトについて    ©Copyright 2014 PlantX. All Rights Reserved.